ドイツでは「父の日」は公園でビールを気絶するまで飲んだくれる日らしい

お国が違えば風習も違うもの。日本やアメリカなどでは「お父さん」に感謝して贈り物をしたりする日ですが、ドイツは少し変わっています。

今日学んだこと:ドイツ人が父の日を祝う方法は”ヘンテコな服を着た男たちがビールを積んだ手押し車で公園に行って、気絶するまで飲んだくれる。”
ドイツの「父の日」はキリスト昇天祭の日と決まっており、日付も4月だったり6月だったり毎年変わります。そして別にお父さんに感謝する日というのではなく「男の日」という意味が強いのです。そう、男同士で楽しみまくる日なのです(変な意味じゃなく)。

ベルリンのこちらの男性陣はなぜか猿の着ぐるみを着て、ビールが入った手押し車を押しています。

ドイツの父の日は飲みまくる日こちらはマクデブルク。公園らしき場所で皆さんビール片手にポーズ。

ロストックにて、アイラブビールの旗付きヘルメットを身に着けた皆さん。

こちらの紳士たちはジョッキでちびちびやるスタイルのようです。なんかオシャレ。

ハノーファーにてビールマラソン中のグループ。元気っすね…。

手押し車にビールやらシュナップスやら折りたたみBBQセットやらを積んでお出かけする男性たち。

最期にベルリンでの男性の後ろ姿。人生楽しんでますね。

海外の反応

◆うーん、変な格好っていうのは正しくないな。普通にハイキングに行くだけだよ。ビールをワゴンに積むのは正しいね。あと父の日じゃない日にもやるよ、誰も働かなくていいキリスト教の祝日にね。

↑写真も普通の服の男性だしね…とても混乱するよ。

↑父親ってのは変な格好をするもんだ。うちの父はピンクのシャツに運動用の白い靴下をぴったり伸ばしてサンダルを履くんだ。大卒なのに。あと木製ステッキと麦わらのカウボーイハットは”普通”とは言わん。

↑それお爺ちゃんじゃないの? 白靴下を伸ばしてサンダル履くのは絶対爺ちゃんのファッションだろ。


◆ドイツに住んでるアメリカ人だけど、確かだよ。友達が冒険に連れ出してくれた経験がある。とんでもない一日だったな。ハイキングに行って、飲んで、湖でリラックスしながら飲んで、誰かの家にハイキングしながら戻って、大量の夕食を食べるんだ。この国が大好きだよ。

↑いつもドイツに住みたいって思ってるんだよね。いつか訪れることだけでもできますように。


◆教会の牧師として言わせてもらうと、キリスト教の祝日に気絶するまで飲む習慣は、何が何でもイギリスに広めるべきだな。

◆ワゴンを使うのを除けば、アメリカの父親たちがやる事とあまり変わらないな。

◆ワゴンは父と息子が一緒に作るとかなんだろ?

↑そうでもない。昔はそうだったかも知れないけど、今は仲間同士の飲みだよ。父と息子同士ですら飲まない、それぞれの友達と飲むんだ。


◆グラスゴーじゃそれは”火曜日”って言うんだ。

◆ビールを飲んで一日中バーベキューするってのが正しいな。気絶はオプションさ!

↑アメリカでの父の日に近いかもね。うちの父にビールとバーベキュー用品を買って、一緒に出掛けたことがあるよ。とても良かったな。


◆父親ですら(まだ)ない人が楽しんでる行事な気がするな。自分の経験だと、見かけた集団のうち8割りぐらいはティーンエイジャーか20代だったよ。

◆ドイツに引っ越した方が良い気がしてきた。
美女が多いし、ビールは美味いし、食べ物も良いし、伝統行事も良いときたらなぁ。

◆うーん、ということは我が家は毎日が父の日なのか。

◆北アメリカでは
母の日:父親が子供たちを連れだしてママにお休みをあげる
父の日:父親が子供たちを連れだしてママにお休みをあげる
今日学んだごと:俺はドイツに引っ越した方が良い。

ベックスのビール飲んで文句言わないんだから、良い父親じゃないか。

◆国民の休日でもあるよね。ドイツに1年住んでたけど、その中でも最高の日の一つだったよ。ドイツ人の友達が家の外で”出て来いよ”って叫んでてさ、各自がビールの入ったカートを手にしてたんだ。皆で街を歩きながら飲んで歌って、湖に行って一日中飲んだよ。素晴らしい時間だったな。

↑父の日は国民の休日じゃないよ、キリスト昇天祭が祝日なの。同じ日ってだけさ。


◆ドイツの父の日は、イギリスにある公園の毎日と同じだと判明したな。

◆今日学んだこと:俺はドイツ人の父親だった。ただし場所は公園じゃなくて裏庭だけど。あとカートじゃなくて冷蔵庫だけど。でもその精神は確実に同じだ。

◆ドイツ人だけど、これの何が問題なんだ?