車中泊の男性が両足切断する羽目になった理由…凍傷はいとも簡単に起こる!

ちょっとした不注意や油断から、両膝から下を失くすことだってある。一度失えば二度と戻ってこないんです……自分の体を過信せずに、きちんとした環境を整えましょう!

一晩だけモーテルに泊まるお金がもったいないからと、車中泊を選んだこちらの男性……結果として両足を失うことに

車中泊の際、雪のせいで少し濡れていた靴は脱いだものの、彼は靴下をそのまま穿いていたのです。暖房を入れれば、すぐに乾くだろうと思って。しかし寝ている最中にガソリンが無くなり、暖房が切れてしまいます。ここで彼は二つ目の間違った選択をしました。
「今は我慢して、朝になったらなんとかしよう」
もちろん暖房無しで体が耐えられるわけもなく、朝には足は凍ってしまっており、病院に運ばれて最終的には手術を受けることになったのです。

本人は、「これまで自分は怠惰で、不満が多く、やる気のない人間だった。これは人生のセカンドチャンスなんだと思ってる。今は感謝の気持ちで毎日過ごしてるよ。頑張ればまた外でアクティブに活動して、幸せになれるんだから」
「モーテルのチェーン会社に広告塔として雇ってもらえるかもね! 寝心地の悪い車中泊より、モーテルに泊まる方がずっと安上がりだって、証明できる人間だもの」
と、自分の過ちによる結果を受け止めつつもポジティブでユーモアのあるコメントをしています。

実は簡単に起こる凍傷。「自分は大丈夫」と思っていても、うっかりすることは誰にだってあります。大事な身体を守るためにも、注意を怠らないようにしましょう!

海外の反応


◆この気の毒な男が、金の為に膝から下を犠牲にする羽目になったということがとても腹立たしいよ。ドル札だなんて、たかだか緑色の紙屑じゃないか……。

↑本当に最悪な事だよな。でも俺、こんなにも簡単に凍傷になって足を失うことがあるんだって、今まで考えもしなかったよ。指の一つや二つならあり得るかもだけど、一晩車で寝ただけで膝から下が無くなるって? なんてこった! 俺だってやりそうなケアレスミスが原因なんだもん、すごく怖くなったよ。

↑最後の部分、自分も全く同じ事考えてた。投稿者の彼と同じ行動をとる自分が、鮮明過ぎるほどに想像できる。どんな結果になるのかよく考えないような、こういう自分たちのあり方って恐ろしい。


◆投稿者の身に起こった事は悲しく思う。でもそれと同時に、凍傷の危険性について俺の頭に永遠に刻み込んでくれたことを感謝したい。

↑何はともあれ、この投稿で注意喚起できた人々の多さを彼が嬉しく思ってくれたらいいな。本当。

↑冗談抜きで、俺たちの多くがこんな可能性は想像したことないんじゃないかな。始まりは実に無害なもんだし。
濡れた靴下⇒一晩車で寝なきゃいけない⇒夜中にガス欠⇒暖房無し
「まぁ、朝まで我慢できるだろ」って思うよな。だって若いし、車で夜を明かすなんて、誰もが一度は経験してることだし。
それで寝てしまって、朝起きたら足が凍って動かない。クソ!
「オーケー、救急車を呼ばなきゃな」だ。
でも病院に着いたって「傷は残るかもしれないけど、どうにかなるだろ。最悪の場合は、神経にダメージが残るかもな」くらいにしか考えてない。
違う。「お気の毒ですが、両足を切断する必要があります」だ。
言葉にならないよ。

彼には敬意を表したい。考え方や人生観にね。こういう場合に出来ることは、後悔するか、絶望するか……あとは頑張って打ち勝つかだ。この若者は最後の選択肢を選んだ。かなりの悲劇ではあるものの、実に感動的だよ。


◆自分は、応急処置とか心肺蘇生とか様々な緊急医療を教えてる身。こういった「環境が原因の緊急事態」がいかに深刻かつ起こりやすいかを伝えるのってとても難しいよ。大抵の人は、登山とか南極にでも行かない限り起こらないと思ってるんだよね。


◆大丈夫、あなたがイケてることに変わりはないわ! 女性としては、足が無いことはデートを拒む理由にはならないわよ。
あとセラピーなんかを受けるのを忘れないで! 精神がしっかりしてるのもセクシーさのうちよ。あなたに起きた出来事は、誰にとってもトラウマになりえることだもの。

↑障害を持っていて、人に望まれないことに悩んでいる男としては、君の言葉はありがたいな。俺とは無関係なコメントでもね。単純に障害=対象外とはならないと聞くのは嬉しい。でも、なかなか上手くいかなくてさ……。

↑障害を理由に拒絶する奴なんて、どのみちそいつはあんたの人生に欲しくない人間だったと思うよ。

↑俺が知ってる一番の美人は、下半身不随の男性と付き合ってるよ。俺が知る中で、一番お互いに献身的なカップルさ。
障害は、それを嫌がるような「駄目な相手」を早めに振り落とす手段だと考えて。

↑障害を持ってるから分かる。付き合う前のデートって「俺ら」にとっちゃ大変だよな。中にはまるで「くしゃみをする子犬」に向けるような視線で見てくる人もいるし、お先真っ暗な気分になる。……でも、どうでもいいって人もいるんだよ。
俺はすごく素敵な彼女と出会えて、一年付き合ってる。マジ最高さ。
障害どうこうは、ただの好みの一種だと思った方が良い。気にする人もいるし、気にしない人もいる。俺の経験から言っても、あまり真剣に考えすぎない方が良い。下手するとそのせいで、せっかく目の前にあるチャンスを逃してしまう可能性だってあるからさ。


◆膝下切断に対する人工装具の技術ってのは、現在かなり進化してる。
もちろん「ラッキー」だとはとても言えないけど、偉大な技術のある現代に生まれた事は素晴らしいことだ。投稿者ならもう知ってるかもしれないけど、きっと物事は上手くいくよ。多分、その辺のちょっと足の弱い人なんかより得意なことも出てくるんじゃないかな。

↑100年前なんか、信じられないほどリスキーで成功率の低い手術だったんだよなぁ。医学の進歩って凄い。
投稿者の今後に幸あれ!