新幹線の完璧なショットにこだわる撮り鉄が、実に日本人らしいと話題に

      ストイックに技術にこだわる撮り鉄さん、カッコイイと思います。迷惑行為なんかより、もっとこういう事で鉄道オタクが話題になってほしいものですね。
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      新幹線の写真を撮るには。

      こちら撮り鉄の辻邦彦さん。今日はトンネルから出てくる瞬間の新幹線の撮影に挑戦。

      直前まで目視できないので、頼りにできるのは接近する音のみ。

      時速300kmの新幹線が目の前5mの距離に来た所でシャッターを切る、一発勝負。

      撮れたのをチェックして「ああー!!」と声を上げる辻さん。こんな感じ、と見せてくれました

      実に素晴らしい出来栄えですが、辻さんは満足していません。

      どうやら左の余白が気になるご様子。細部にこだわる日本人気質に溢れた方ですね。
      GIFの元動画はこちら。撮り鉄だけじゃなく、新幹線全体についての外国人向け番組になっています。
      https://youtu.be/oSFV-kbOv38

      海外の反応


      ◆「辻は満足していない」
      ……辻は落ち着いてよく考えた方が良い。

      ↑完璧な写真をこれ以上どう良くしようって言うんだよ、なぁ。

      ↑日本人がどういう人たちか、分かってないねぇ……。

      ↑本当に完璧な写真を狙ったんだけど、ほんのちょっとだけシャッターを押すのが速かったらしい。
      こんな感じでもう50センチ近くに来ていれば最高だったんだけど、だってさ。

      ↑辻はまず、画像加工ソフトのクロップツールの使い方を覚えようか……。

      ↑これは実に日本人らしい考え方だと思うね。
      ワタナベさんは、合計で35ものミシュランの星を持つ寿司職人。彼の作る寿司はあまりの美味さに食べた人が一瞬で悟りに達するほどだ。だが彼は、自分自身の事を、もっと修業が必要だと恥じている。…って感じさ。

      ↑自分もそう思ったよ。一度撮った写真を切り取れば、望ましい状態にはできるだろう。もしくは自動シャッターのカメラを使うとか、動画で撮って後からフレームを切り出すとかなんとか。
      あえて訓練や熟練の技術で達成することにこだわるってのが、とっても昔ながらの日本人的。称賛に値すると同時にマゾっ気も感じる。

      ↑日本人ってのは、自分の仕事の出来栄えに満足するって事が全然無いよね。だからこそ最高の仕事ができるんだと思うよ。


      ◆とっても良い写真だから、自分は称賛するよ。彼のために喜んであげたいね。

      ◆これってNHKワールドかなんかかな?

      ↑元の動画はこれ。ビギン・ジャパノロジーの新幹線の回。


      ◆格ゲーのギルティギア遊んでて、友達にこてんぱんに負かされた時みたいだ。狙ってた倒し方が出来なかったって愚痴られるんだよ。

      ◆「1分で分かる日本人」だな。

      ◆日本の鉄道オタクってのはすごく熱心なんだよ。ドイツの鉄オタと同じくらい几帳面。正しいアングルと正しい配分で写真に電車が写ってないと気が済まないんだ。

      ◆この電車乗った事あるけど、とても素晴らしい体験だったな。

      ◆連写機能使って超短時間でシャッター切るんじゃ駄目なの? わざと難しいことに挑戦してるとか?

      ↑辻は決して満足しないのだ。

      ↑うちのワイフみたいなこと言いやがって!

      ↑カメラのモデルがCanonの5Dシリーズなら、最高速度でも1秒に7フレームしか撮れないんだ。時速300キロで動く新幹線なら7フレーム/秒で撮っても、1フレームごとに12メートルも動いちゃうんだよ。だからこの場合、自分の感覚を頼りにする方が運任せより良いだろうね。
      追記:もしかしたら1Dシリーズかも。GIFじゃよく分かんなかったや。その場合、新幹線は1フレームごとにもっと長い距離を移動しちゃうね。

      ↑駅に行って止まってるのを撮ろうよ……。

      ↑彼は人生というゲームを「難易度:エクストリーム」で遊んでるんだって。


      ◆レンズにキャップを付けたままだったってオチを、ほんのちょっと期待してた。

      ◆どうやったらこんな事ができるのか学んでみたい。

      ◆準備してる彼の仕草がいいね。まるでカメラスナイパーって感じ。

      ◆俺にもこれくらい反射神経があればなぁ……。