まさかの南京錠スタイル。その名も「ホームワークファースト(宿題第一)」
任天堂の純正品じゃないんでイマイチ知っている人は少なかったみたいで、最近海外掲示板で話題になってました。
ちなみに使用例の写真のように、海外のファミコンはNES(ニンテンドーエンターテインメントシステム)といって、形も日本とかなり違います。カセットも上から差すんじゃなくて、横から差し込むタイプなんだよね。
海外の反応
◆これってどうやって固定できるの? 棒の部分を入れるための穴がファミコンの裏にあったりするのか?
↑カセットスロットの真ん中に当たる部分の下、ファミコン本体の裏側にかなり深いネジ穴があるんだよ。
◆両親が俺たち兄弟用にこれ買ってたわ。かなり早い段階で番号割り出したけど。彼らが帰宅して駐車する音を聴いた後の、セーブしたりロックを元に戻したりするあのドタバタっぷりを思い出すなぁ……あの頃は楽しかったよ。子供たちよ、お前らはちゃんと宿題やれよ!!
↑ああ、あのアドレナリンが放出する瞬間な。謹慎してるはずだから、素早くテレビを消して、コントローラーも隠して、あとはゲーム機本体に点灯している電源ランプに気付かれませんようにって祈るわけだ。
◆うちの両親はコントローラーを没収してた。でも俺は悪ガキだったから、友達からコントローラー買い取って、部屋に隠してたな。
もちろん宿題なんてやるわけがない。
↑自分の母はよく「荒っぽい」と判断したゲームを隠してた。普通に隠し場所を探し当てて、母が家に帰ってくるまでにこっそり戻してたけど。
◆パッケージに「宿題や家事へのモチベーションを高めるのに最適!」って書いてあるけど、むしろ金属用のこぎりの使い方を覚えたくなるんじゃないかな……。
◆俺んちの「ペアレンタルコントロール」は、電源コードを持ってっちゃうだけだったな。これなら出し抜けないだろ?
まぁ、次にショッピングセンターに買い物に行った時に「キャンディー買ってくる」って言ってこっそり5ドルで新しいの買ったけど。
↑自分が16歳の時に親父が似たようなことしたよ。パソコンで工口サイト見てるのがバレて、LANケーブルぶった切られたんだ。それで、良い子にしてたらそのうち新しいのを買い直してあげる「かも」って言われた。
でもその翌日に学校で電子機器修理の授業に空きがあるのを知って、速攻で受講したね。一日で基本的な配線の修理方法を学べたよ。LANケーブルを教室に持って行って練習して、最終的に4日目で完全に復活。
俺が実はネット使い放題だったって親父が気付くのに、2カ月近くかかったな~。
↑それ、バレた時はどうなったんだ?
↑誇らしく思う気持ちと、怒りと、困惑を一気に味わったことある? それなら親父の気持ちが分かるかもね。
↑なるほど、賢者タイムか。
◆何日も友達の家でパソコンゲームに熱中してた頃を思い出すなー。近所で唯一ネット環境のある友達だったんだよ。
ある時その子の母親が怒って「今週のインターネットはもう十分でしょ!」って言いながら部屋に入ってきて、なぜかスピーカーの電源コードを抜いて行ったんだ。
皆でネットが切れたふりを5分くらい続けてから、その後は普通に遊んでた。
◆これでみんな分かったな。ファミコンのあの裏面の穴にはちゃんと理由があったんだぜ……。
◆こういうのがあるから、当時は今よりずっとアーケードゲームが人気だったんじゃね。
◆俺の親父のペアレンタルコントロールは、「ファミコンは空を飛べる」って教えてくれることだったけどな!