元レンジャー部隊隊員が教える、レンジャー式救助方法
自分より20キロも重い、体重100キロの男性を一気にレンジャーロールで担ぎ上げる!
最終的に「ファイヤーマンズキャリー」という体勢に持っていきます。これは消防の現場や軍で広く使われている運び方だそうで
ここからはゆっくり実演。最初のポジションはいくつかパターンがあります。まずは㞍をあげて、相手にもたれ掛かるポジションから
顔の近くにある方の膝をグイッと持ち上げて、反対方向に投げるようにします
勢いで自分ごと倒れ込まないように注意。そうすると重みで立ち上がれなくなります。㞍を肘を地面に付て、上体を起こしておくこと
次は立膝ポジションから。右側に膝をついて、左膝を立てて相手の片足を持ち上げます
脚の間から右手を入れて、布地でも何でもいいから掴める所を探す。この場合はポケット掴んだみたいです。
立ち上がる時は、片膝をついて腿をアームレストにした状態にするのもポイントですね。
最後に立った状態から。大の字に倒れている相手の足の間に立ち、左の足首あたりのズボンを掴み…
そのまま腿裏をがっしりホールドして、ローリングで同じく担ぎ方になります。
おまけ。ネイビーシールズの先生による「意識のある負傷者を、両手を使わずに簡単に引きずる」方法
こんな風にベルトを掴ませれば、両手で武器が扱えます。夕マ掴みっぽくて笑っちゃいますが(笑)
海外の反応
◆ドラマ版のパニッシャーでこの動きやってたなぁ。
↑このシーンか。
https://youtu.be/t4RVMsgml7M
↑え、カッコいいじゃん。このドラマ面白そうだな。
◆軍の訓練期間にこの男性に会ったことあるよ。イイ奴だったな。このコンバットロールは、自分や負傷者がボディーアーマー身に着けてる場合、もうちょっと難しくなるんだよね。
↑うーん、その場合動画で習ったことを実践するなら、相手を無理矢理起こして、夕マを掴ませて引き摺るのが一番じゃないか?
↑このやり方は、ジーンズにTシャツ着た相手だと簡単だよな。
◆俺「男一人を持ち上げるために、7分半の動画なんて見ねぇよ……」
⇒7分後の俺「なるほど、ポケットをしっかり掴んで転がるんだな。覚えたぞ!」
◆「シールズだ! さぁ俺の夕マを掴め!!」
↑マジ、動画を最後までちゃんと見て良かったわ。
↑ラストのおかげで良い一日になった気がする。
↑実演終えた後、もう少しで動画を閉じるとこだったけど、閉じなくて良かったぁ……。
あのギャグのためだけに、6分間に及ぶ訓練を受ける価値があるぜ。
◆俺の中でレンジャーロールと言えば、Tシャツの畳み方だったんだが。
↑それ、エアフォースロールだろ。
◆レンジャー式「敵に気付かれずにマジックテープをバリバリする方法」ってのも見た方が良いゾ。
https://youtu.be/vSK3maq8Cyk
↑マイガー、クールなテクだわぁ(笑)。
◆レンジャーの方が有名だとは知ってるけどさ、この男は元レンジャー部隊ってよりPJだって事の方がすげぇよ。PJはヤバいぜ。
↑PJって何?
↑パラレスキューのスペシャリストさ。パラジャンパーとかPJって言って、特殊部隊の緊急医療対応をするんだ。
SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)の部隊が救急ヘリを読んだら、PJたちが救出作戦に当たるってわけ。
HALO(高高度降下低高度開傘)からLALO(低高度降下低高度開傘)での投下、様々な車両を使った作戦に精通してる。
訓練方法は多岐に及び、広い分野を深く学んでいて、信じられないくらいの医療対応が出来るんだ。通常の外傷処理だけじゃなく、時には戦地における外科手術も行う。
↑普通の歩兵部隊が911したらレンジャーが来る。
レンジャーが911したらPJが来る。