確定拠出年金を確実に解約する方法。今すぐ国民年金の免除申請をしよう!

会社で入らされた「確定拠出年金」制度。退職したら正直オサラバしたいサービスです。
ですが、これは途中で解約するのが非常にめんどくさい仕組みになっています。
なんで他人の都合で自分の金を使われるのか、理解に苦しみますが…実は確実に解約・脱退する方法があります。
会社を退職した人はなるべく早めに実践した方がいいですよ。退職から6カ月経ってしまうと、強制的に口座が移し替えられて、毎月管理料なんてものを払わされます!


確定拠出年金を確実に解約・脱退できる人

確定拠出年金を解約するには、国民年金の保険料が全額もしくは一部免除されている必要があります。実は、会社を退職して無職状態の人なら確実に免除してもらえます。
退職したらおそらく国民健康保険などと一緒で国民年金の切り替え手続きをしますよね? その際に免除の申請もしてしまいましょう。離職票があればささっと10分程度で終わる手続きですからご心配なく。
ただし、結果が出るのは2カ月程度かかります。早めに手続きしておきましょう。


国民年金が免除されたら、コールセンターに電話しよう

国民年金の免除が承認されたら、加入している確定拠出年金のコールセンターに電話して、会社を退職したので脱退したいことを伝えましょう。手続き用の書類が郵送されます。
ちなみに脱退の相談をした時点で金になるお客様ではなくなるので、オペレーターの態度も推して知るべし(笑)
自分はダ○ワ証券でしたが、オペレーターにめっちゃ馬鹿にした態度を取られました。できれば精神的に余裕があるときか、なにか八つ当たりできるものを近くに用意してから電話しましょう(笑)


例外は3年以上加入していて25万以上の資産になっている人

もちろん何事にも例外があります。加入していた期間が3年以上で管理資産が25万円以上の場合は大変ご愁傷さまですが、解約・脱退はできません。
脱退可能な条件はこのように決まっています。

・国民年金保険料の納付を免除されていること
(障害基礎年金裁定通知を受けた者および国民年金法第89条第1項第3号の施設に入所している者は除きます)
・確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと
・通算拠出期間が3年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること
・企業型又は個人型確定拠出年金の資格を最後に喪失した日から2年以内であること
・企業型確定拠出年金の加入者資格喪失時に脱退一時金を受給していないこと

これに当てはまらない場合は運営管理手数料の少ないところで頑張って60歳まで運用する必要があります。残高50万以上なら毎月の口座管理手数料が無料になるSBI証券あたりがいいんじゃないでしょうか。


この制度はとにかくおかしい

正直、自分のお金で運用しているものなのでいつでも自由に解約できるべきです。法律で解約できないのが決まっているというのは分かりますが、それにしたって入ったのも自分の意志ではありません。会社側がこの制度を取り入れているから、仕方なく加入したわけです。
60歳まで同じ会社にいる、もしくは転職してもこの確定拠出年金を利用している会社に就職するなら別ですが…
自分はこの制度とは決別することにしました。皆さんも、自分のお金は自分で守りましょう?
カテゴリ:生活 
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