革製で、細かい穴飾りがいくつも施されています。形も、この飾りのデザインも、靴紐の付け方も、全部現代のものだと言われても違和感がないレベル!
海外の反応
◆説明書きによると「アッパー・レザーに穴飾りが施され、靴底にスタッズが付いている」だって。つまりこれは2000年前の、スタイリッシュなスパイクシューズなわけだ。
↑なるほど、エア・シーザーってわけか。
◆革職人だけど、なかなか面白いね。この靴は現在とほぼ同じ手法で作られているよ。唯一の違いは、我々はこれにさらに0.25インチ程度のハードレザーやラバーソールを底に付けるってことくらい。
それから、この靴の最も凄い点は「なめし革」を使ってる事だ。きちんと皮をなめすっていうのはかなり難しくて、ここまでのクオリティで仕上げるのは素晴らしい。現在では工場で何百という機械を駆使して作らなきゃいけないレベルの作業なのに、でもこの靴は手で作られている! 実に驚異的だ。
とても精巧に作られた靴で、こういう熟練の職人の手仕事のものを買おうと思ったら1000ドル(約11万円)はするだろうね。
↑2000年後の人々ですら欲しがるような極上の靴を作れるほど、道具も時間も資材も揃ってたってのにビックリだ。
なんてすごい文明なんだろう。
↑自分はハトメが使われているのに驚いてしまった。古代においても靴を作るのにありふれたものかもしれないけど……とにかくその事を考えた事が、今まで一度も無かったんだ。
◆正直言って、かなりオシャレに見える。俺なら今でも履く自信がある。
↑違いない。古代ローマって洒落てたんだな!
↑古代ローマの職人ってのは美しいものを作るよ。この4世紀に作られた籠状の飾りに包まれたグラスカップなんかも、いい例だね。
◆この靴、自分が持ってる奴に似てる。まぁ、流行は繰り返すってよく言うしなぁ……。
◆2000年前の靴なのに、現代とまったく変わらないなんて凄い。
◆古代エジプトの靴はこういう感じ。
↑この靴下と良く合いそうだね!
3~4世紀頃に作られたエジプトの古い靴下
↑靴下とサンダルって組み合わせは、文明の始まりからあったのか……。
◆両方揃った古代ローマの靴の画像もどうぞ。左右それぞれの足の形に合わせてるのが分かるよね。
↑これってどこからの画像? 初めて見たよ。復元品だろうけど、何が元なのか知りたいな。
↑ヴィンドランダっていうイギリスにある遺跡から発掘されたブーツだよ。これはレプリカね。「Vindolanda boots」で画像検索するとオリジナルが色々出てくるよ。
◆「アーバン・アウトフィッターズ」で買ったら300ドル(約3万3千円)はしそうな靴だな……。
※訳注)アメリカ発のオシャレさん御用達アパレルブランド。革靴はこういう感じ。
↑2000年も持つなら、それだけの金を払う価値はあるけどね。
◆古代ローマでは、主要な大通りには看板や宣伝が掲げられてたぐらいなんだもの。シリコン技術が無いだけで、現代の俺らとかなり近いものがあるよ。
↑チ〇コの絵を描いたり、シモい落書きするのまで一緒なんだよなぁ……。
◆ローマ人の子がいじめられて、井戸に靴を放り込まれちゃったんだろうね。そんでその子は、多分ママから「なんで靴を失くしちゃったの!」って無茶苦茶怒られたに違いない。
↑俺と全く同じ事考えてる奴がいた(笑)。
◆美しい。想像していたよりもずっと高度に見えるわ。
◆クソ、俺の持ってるフォーマルな革靴なんて一年すら持たねぇのに。
↑それ、ちゃんと井戸で保管したか?