「4分以内に指定した電話番号に電話を1本掛ける」だけ。超簡単チャレンジかと思いきや……。
まず「ダイヤルの仕方が分からない」
あと「先に受話器を上げるのも分からない」
そしてどうも「0から目的の数字に向けて指を回すもの」と勘違いした模様。
「0をダイヤルするにはどうするんだ……」
「こう……ぐるっと一周するとか?」
「なるほど、それだわ!」
ここまで分かってるのに、なぜか他の数字は上手くダイヤルできないんだよなぁ。
一応撮影者が「0だけ正解。あとは間違ってるよ」とヒントを与えてますが、よく分かってない。
「0から一周して……そのまま次の番号に指を合わせる! これじゃね!?」 とこの表情。撮影者の表情を見て、無言で受話器を上げてリセットするのが悲しい(笑)。
受話器を耳にあてることはしないのに、なぜか掛け直すときには律儀に毎回ガチャンと一回リセットするんですね……。そして後半には受話器を取ってきちんとダイアルできそうな感じに……!? ラストまで目が離せません(笑)。
海外の反応
◆54歳の俺がティーンエイジャーだった頃にこういうチャレンジをやるとしたら黒電話じゃなくてなにかなぁ。「フォードのモデルAをクランク棒でエンジンスタートする」とかか。
↑うちの親父は64歳なんだけど、古い計算尺でこの手のテストをされたわ。「俺の時は、レンチのサイズを手の感覚だけで当てさせられたぞ」って笑ってたよ。祖父さんの時代にはサイズなんて本体に書かれてなかったってさ。
◆年寄りの自分からすると笑っちゃう動画だが、一方でちょっと考えさせられもするな。自分も10代の頃は、人から笑われてしまうような「できない事」があったのかな。 ↑そういう見方をするのは、若い世代にとっても嬉しいんじゃないかな。
↑今は若者の俺だけど、年取ったら自分の子供に何させて笑うんだろうなー。
↑子供「父さん、『その機械は音声では起動しない』ってどういう意味だよ? これ英語が分からないの? 話しかける以外で、どうやって電源をON/OFFするわけ!?」
↑もう十年以上前の話なのに、いまだにうちの家族は、俺が車の窓ハンドルの使い方が分からなかったって笑うんだぜ。当時5歳だぞ、うるせぇよトレーシー!
↑俺なんて未だに計算尺の使い方わからんわ。
↑計算尺付きの腕時計使ってるけど、いつも使い方を忘れてしまうんだよな。
↑リセットしなきゃって思ってるんだろうな(笑)。
◆左側の子に期待してたけど、最後の方で右の子が抜きん出たな。はたして左の子はちゃんと理解できてたのかどうか。
◆昔の映画で黒電話とか見たことないのか? 彼らと大して年が離れてる訳じゃない俺でも、やり方くらいは知ってるぞ。
↑俺、15歳は年上だけど……今まで一度もこの手の古い電話は使ったことないわ。最後に説明して欲しかったのに。
↑最後の方は大体あってるよ。
一応説明しておくと、まず受話器を取って、ダイヤルしたい番号に指を置く、そのまま金属の留め具の所まで回して、指を放す。そうすると最初の位置にダイヤルが戻る。番号一つ一つをそうやって回していけばOK。
↑途中で間違ったらどうやってリセットするんだ? 今の電話みたいに一旦切ればいいのか?
↑受話器を置いて最初からやり直すのさ。だから今でも「電話を切る」ことを「ハングアップ」(掛ける、吊るす)って言うわけ。
◆もしかしてこの子たち、発信音なんて今まで聞いたこともないんじゃないか!? 今じゃ会社勤めでもしてない限り聴く機会なんて無いだろうし。
↑発信音なんて、映画で電話を切られるシーンくらいでしか聴かないだろうな。
↑固定電話でもオフィス電話機でも、発信音は何年も聴いた覚えが無い。電話番号をプッシュして通話ボタンを押すだけだし。それにオフィスで使うのは大体ソフトフォンで、デスクに置いてある電話も携帯電話とほぼ同じ挙動だよ。
◆もの凄く自分が年寄りに思えてくる動画だわ……。
◆学ぼうとする姿勢があるだけで良いさ。知らない技術に大して無関心で、他人に操作させればいいやって考え方の人間ばかり。
↑うちの母親のことか……。
◆「ダイヤルする」ってのは保存のフロッピーアイコンみたいな、記号的なものになっちゃったんだな。誰もが意味を知ってる記号だけど、本来の目的は廃れてしまった。
◆この子たちはYoutuberになるといいのに。「ダイヤルアップ接続に挑戦」とか「8トラックテープを再生」とかやって欲しいよ。楽しそうじゃないか。
↑他にも色々あるぞ
・マニュアル車を運転する
・図書館のカード目録を使う
・CDのトラック2をカセットテープに録音
・留守番電話に応答メッセージ設定
・百科事典で調べものをする
・タイヤ交換
・オイル交換
・地図とコンパスを使う
・テレホンカードを使う
・MS-DOSでAで始まるファイルだけをディスクコピー
・タイプライターを使う
・ジーンズの穴にパッチをあてる
↑なんだなんだ、テクノロジー崩壊の未来にでも備えようってのか。