【原始生活】水力式自動ハンマーを自力で作った男!

「Primitive Technology」とは、オーストラリアの男性によるYoutubeチャンネルです。彼の動画は、森で原始生活を再現したような映像ばかり。
今回挑戦するのは、水力で動くハンマー。つき臼の杵の部分が自動で動くものです。原始生活なので、使うのは木と加工するための石や火など自然で手に入るものだけ!
今回作ったのは、水車小屋が一般的になる前に製粉などでよく使われていた技術のようです。 日本語では添水唐臼(そうずからうす)なんて言うみたいですね。

まず使うのはこちらの木材。これで動力となる水を受けて、流れを作ります。

こんな感じで設置して、水が落ちるようにします。これで動力は確保。

今回メインとなる部品は、この大きな木で作ります。このままだと大きすぎますので……

なんと火を使って短くします! この発想がすごい。

削ってくぼみを作って、水受けになる部分にします。結構な力作業ですね。

作業効率を上げるために、手頃な直角の枝を見つけてツルハシも作っちゃいました。

うおー! これでガンガン削れるぜー!!

さらに火と炭も使います。両端は燃えないように粘土で保護して、底の部分だけ炭化させて削りやすくするんですね。

今度は中央部分に、軸になる穴を掘ります。これまた火と炭を使ってガツガツやっていきます。

両サイドから作業して、無事貫通! こんな感じで棒を差します。

水受けの反対側に、打ち付ける部品をはめるための穴を作ります。

ハンマーヘッドを取り付けて、無事完成しました!!

いよいよ設置です。三脚状に枝を組んで、杵の軸を固定します。

水が溜まるとと水受けが下がって、ハンマーが上がりました! お見事!!

あとは、ちゃんと杵を受ける部分も作ります。石を削ってくぼみのある形にしました。

これで中の物がしっかり打ち砕かれますね。原始生活に自動化の時代が到来です!

海外の反応

◆なんてこった、彼は産業化を始めたぞ。

↑1人で産業革命ってやつだぜ!

↑このままいくと、彼は夏の初めには電気まで作ってしまうぞ。

↑あと2~3年で、彼は核を手に入れてオーストラリアを支配するだろうな。


◆実は彼が水車を作ってくれるのをずっと待ってるんだよね。十分な水がないのかな…そしたらダムを造るだろうし…まぁいいや、次回も楽しみ!

↑動画の中で小さいパドルを動かしてるから、エネルギーが作れることは確かだね。もっと大きな部品を作って組み上げさえすれば大丈夫だと思うよ。個人的には風車小屋が見てみたいな。


◆我々は先制攻撃を仕掛けた方がいいのではないかね?

◆次回の原始生活「蒸気機関車」

↑次回の原始生活「核分裂反応」

↑次回の原始生活「銀河間航行」



◆ハンマー用の石のボウルを作るときに、耳栓まで自作してるんだぜ。

◆木を燃やして短くするなんて、頭いいよね。そんなこと一度も考えたことなかった!

↑とくに粘土を脇に塗って、底だけ燃えるようにしてるのがいいよ。


◆・掲示板を見る
 ・Primitive Technologyの新しい動画があることに気付く
 ・よし、これで8分51秒は現実逃避できるな。

↑今月の中で一番最高の8分51秒間だよ。



彼のあまりの技術力の高さに、このままでは物凄いことになっちゃう!と皆さんジョークを飛ばしていました。とりあえず今すぐ文明が崩壊しても、彼なら絶対生き残れそうです。