海外「一反木綿が謎過ぎ」日本の妖怪など、世界各国の伝説の生物45選が話題に

日本では馴染みのある妖怪でも、海外の人からすると「なんでそんなものが存在するんだ!?」と謎に思われてしまうようです。文化って面白いですよね。

世界各国の怖い伝説の生き物45選。
Adze(トーゴ、ガーナ)
蛍に姿を変えられる吸血生物。寝ている人に噛みつき死に至らしめる

グローツラング(南アフリカ)
リフタスフェルトの洞窟に潜んでいる、巨大な蛇のような象

インカニヤンバ(南アフリカ)
巨大なウナギ。凶暴で肉食。嵐を起こすと言われる

アメミット(エジプト)
獅子、河馬、鰐でできた体を持つ女神。不純な死者の魂を食らい、罰する

ディブク(イスラエル)
人に取り憑いて悪さをする、邪悪な霊

アスワング(フィリピン)
姿を変えるモンスター。胎児を貪る。瞳を見た時に写り込みが上下逆ならアスワンだと言われている

マナナンガル(フィリピン)
身体を切り離せる吸血鬼。蝙蝠の翼で飛び回り赤子や胎児を好む

ペナンガラン(マレーシア)
夜に血を求め空を飛ぶ女の首。下に内蔵がぶら下がっている。昼は残りの体にくっついている

モンゴリアン・デス・ワーム(モンゴル)
人の腸ほどの大きさの虫。黄色い毒液を吐き、電気を放つことで相手を即死させる

吊死鬼(中国)
首をつって亡くなった人の幽霊。大きく開けた口から長くて赤い舌を垂らしている

ツチノコ(日本)
太くて蛇に似た生き物で、1メートル以上飛べる。日本最古の歴史書「古事記」にも記述がある

鎌鼬(日本)
鎌状の手足を持ち、一瞬にして相手の手足を切り落とせる

テケテケ(日本)
電車で体が半分に切られた少女の霊。上半身だけで這い、鎌で人を切ろうとする

がしゃどくろ(日本)
飢餓で亡くなった人骨が集まってできた巨大な骸骨。旅人の頭を食いちぎり、血をすする

食人鬼(じきにんき)(日本)
欲深く利己的だった罪として、亡骸を食べるしかなくなった魂

ポンティアナック (インドネシア)
妊娠中に亡くなった女性の幽霊。鋭い爪で体を裂き、内臓を食らう

一反木綿(日本)
生きている一巻きの綿布。巻き付いて人を窒息させる

にんげん(日本)
巨大な海生生物で、人間のような特徴を持つ。南極にて船から目撃されている

グール(アラビア)
姿を変えられる悪魔で、最後に食べた人間の姿に成り代わる

餓鬼(インド、中国、ベトナム)
生前の悪行により、飢えに悩まされる魂。屍やふん尿など特殊なものしか食べられない

ドラウガー(ノルウェー)
超人的な強さと体力を持つアンデッド。通常の武器は効果が無い。

バンシー(アイルランド)
女性の姿をした精霊。凄まじい叫び声で家人の死を予告する

デュラハン(アイルランド)
首なしの騎手で脊柱を鞭のように振り回す。目の前で立ち止ま、名前を呼ばれたら、その者は死ぬ

ナックラヴィー(オークニー諸島)
皮膚が無い馬と男性の上半身が合体した、恐ろしい魔物。その息で病をもたらす

レッドキャップ(スコットランド)
危険な人を襲うゴブリン。廃墟となった城に住み着く

ケルピー(スコットランド)
溺れる人のような声を出し、人を水におびき寄せる

ガーゴイル(イギリス)
恐ろしい姿をしており、悪霊を退けると言われている

ブラック・アニス(イギリス)
青白い肌と鉄の爪を持つ魔女。人を襲い、特に子供を好む

ブラックドッグ(イギリス)
死の先触れで、嵐や十字路、処刑場跡などに現れる

ミノタウロス(ギリシャ)
牛頭人身の怪物。迷宮をさまよい、生贄となった人間を食らう

テューポーン(ギリシャ)
手足が蛇となっている巨大な怪物。ゼウスだけが打ち負かすことができ、奈落へと追いやった

アラクネー(ギリシャ)
女神アテナに挑んだ織り手。その思い上がり故、蜘蛛へと姿を変えられた

ケルベロス(ギリシャ)
複数の頭を持ち、冥府の入り口を守護する番犬。亡者の逃亡も監視する

ルカルコル(フランス)
地下の洞窟に住む蛇のような軟体動物。獲物を丸飲みにする

ナルサ・ファラヤ(チョクトー族)
黒く長い物体で、影に潜り込む

ウェンディゴ(アルゴンキン族)
人食いのモンスター。飢餓により狂った人間の成れの果てと思われる

ドーバーデーモン(アメリカ)
ひょろ長い生き物で、光る眼を持つ。1977年に石塀に潜んでいるのを目撃されたのが始まり

ジャージーデビル(アメリカ)
空を飛び、蹄を持ち二足歩行する。魔女の13番目の子で母親に呪われたと言われている

ダグワノエンイェント(イロコイ族)
翼の付いた巨大な頭。若者たちが年長者たちの首をはねた後に現れ、部族を恐怖させた

スキンウォーカー(ナバホ)
医療魔法やコヨーテに姿を変えられる魔術使い。富を求める

シグアパ(ドミニカ共和国)
魅力的な女性の姿をしているが、足が逆になっていて、男を森へと誘い込む

チュパカブラ(プエルトリコ)
大きくてトゲを持つ生き物。動きは素早くて、家畜の血を吸う

ヤラ・マ・ヤー・フー(オーストラリア)
小さくて赤い姿をした生物で手足に付いた吸盤から血を吸う。昼寝の後に食べたものを吐き戻す

ドロップベア(オーストラリア)
獰猛な有袋動物で木の上から攻撃してくる。髪にフォークを差すか、ベジマイトを耳裏に塗るか、オーストラリア訛りで喋ることで避けられる

バニップ(オーストラリア)
グロテスクな水の悪魔で、沼や小川に獲物を誘い込む。人肉に飢えている

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神話の生き物もUMAもごた混ぜでカオスだし、謎の日本率の高さです。あくまで一部の説を紹介しているだけなので、知っている話と違う物もあるかもしれません……。

海外の反応


◆一反木綿には気を付けないと。マジで危険だぜ。

↑こいつだけは見て困惑しちゃったよ。「生きている一巻きの綿布」ってどゆことおぉぉ?みたいな。

↑乳児とかお年寄りが、寝ている間に亡くなることを説明ための存在なのかなって思った。

↑俺、一反木綿の説明読んでチビりそうになったわ。

↑自分は、あと耳の後ろにベジマイト塗ると怖がるってやつも読んでてクスッてなった。


◆一反木綿って何よ? 邪悪なトイレットペーパー的な何かなのか?

↑日本にはこの手の”モンスター”が沢山いるんだよ。付喪神って言って、100年以上経った道具は意識や自我が芽生えるんだ。傘おばけとか暮露暮露団がいい例だね。

㞍目を忘れちゃいけないぞ。

↑Wikipediaより
㞍に目がある奇妙な妖怪。
昔京都で、侍が夜道を歩いていると誰かが彼を呼び止めた。「誰だ」と不審に思い訊くと、その者は背を向けて服を脱ぎ、㞍を見せつけて驚かせた。

↑最高に面白い所で終わってるな。完璧。


◆うわー! 跳ねる太っちょなヘビだー!!!

ノコッチか。

↑自分も同じ事思ったよ。

↑まさしくノコッチの元になった生き物だからね。

↑こいつらのほとんどはポケモンのような気がするな。

↑「助けて! こいつは生きてる綿布だぁ!!」

↑一反木綿は、少なくともどんだけ恐ろしくて危険な存在かは説明されてるじゃん。ただの跳ねる蛇じゃなくてさ(笑) こいつはどうやって危害を与えるって言うんだよ? ひっぱたくとか? せいぜい不快に感じる程度な気がする。

↑危害を与える生き物じゃないからね。なんでこのリストに入ってるかはよく分かんないよ。ビッグフットみたいに、目撃情報の少ない未確認動物ってだけなんだよね。


◆日本にはこの手の伝説の生き物がいっぱいあるよね。

↑クールだよね。昔の人がいかに自然現象を説明していたのか分かって面白いよ。


◆興味深いし、なかなか恐ろしいよ。とても生き生きした想像力を持った人たちがいたんだね。
気になるのはアラクネーだけかな。あれはモンスターじゃなくて蜘蛛の起源の物語だと思う。

↑ほんと、生き生きしすぎだよこの想像力は……。


◆ドロップベアはちゃんとした伝説の生き物じゃないよ。子供とか観光客に話すネタみたいなもんさ、クソ面白いもん。

↑説明を読む限り、作った人もジョークで混ぜてる気がする。
ただし、一反木綿は別。あれはマジでよく分からんよ!


◆どの生き物もヘヴィーメタルバンドのバンド名に使われてるのは確実だな。このインフォグラフィックで良いフェスポスターが作れそうだ。