北朝鮮ミサイル誤警報撤回が遅れた真相「アカン、Twitterのパスワード忘れた…」CNNが報道

ハワイ版「Jアラート」の人的ミスや欠陥やが色々と指摘されていましたが、こういう不運も重なってたんだなと思うと……。情報伝達手段は、いくらでも持っていた方が良い世の中ですね。

CNN「ミサイルの誤警報をもっと早く撤回できなかった理由は、ハワイ州知事がTwitterのパスワードを忘れていたから」
1月13日朝8時7分、住民のスマホやTVに避難警報が発令されました。それが誤警報だと、デービッド・イゲ州知事が職員から知らされたのは約2分後。
誤警報であるという情報がソーシャルメディアでニュースになるのに、そこから15分かかり、さらに緊急警報と同じ手法で「撤回宣言」が正式配信されたのは、最初の警報から38分後でした。
もちろんこれは、システム上で即撤回ができなかった故の悲劇。しかし警報から2分後に、知事のTwitterでだけでも「誤警報です」と言うことは出来た、と。
Twitter、普段はきっと広報官みたいな担当者にお任せしてるんでしょうね……実に不運でした。知事のフォロワーは約7700人。どれくらい影響力があったかはよく分かりませんし、個人的には知事の責任じゃないと思いますけどね!
というか政府公式Twitterとか、そもそもTwitter以外に何かなかったんかい。

海外の反応


◆パスワード、パソコンに付箋で貼り付けとくべきだったな。

↑いやいや、誰にも見られないようにキーボードの下にすべき。

↑ユーザー名と一緒にすれば問題なし!

↑とりあえず、この方法をおススメしに来たぞ~。
※訳注)AP通信がハワイ緊急事態管理局を取材した時の写真。職員のモニターにパスワードが貼られてると、誤警報後に話題になったらしい。

◆誤警報を撤回するのは知事の仕事じゃないだろー。確かにTwitterですぐに撤回できたかもしれないけど、そもそも警報出した所がもっと早く撤回情報出せるべきだったわけで。
だいたい警報を受け取った人間の中で、ハワイ州知事のTwitterアカウントフォローしてたのは何人くらいよ? 1%にも満たないんじゃないか?

↑あの日の朝にマウイ島住民の約半数近くを占めていた観光客を代表して言わせて貰うと……ノーだな。Twitterでハワイの州知事をフォローしたりしてない。

↑北朝鮮が知事のTwitterアカウントを乗っ取ってたら意味無いしなー。

↑ほんと、誤報撤回の要に知事のTwitterを選ぶなんて馬鹿げてる。うちの大統領が国民とのコミュニケーション手段にTwitterを使ってるのは重々承知してるけどさ、でもだからといってそれが良いアイデアとは限らないし、推奨もできないね。

↑多分ほとんどの人が誤警報だって知ったのがタルシー・ギャバード下院議員のTwitter経由だったからじゃないかな。だからなんで州知事はツイートしなかったんだ?って話になったんだと思う。

↑まぁ少なくとも確実に報道機関は州知事のTwitterフォローしてるだろうし……だからニュースももっと早く流せたんじゃないかな。

↑Twitterなんかすっ飛ばして、プレスリリース出せっちゅうの。


◆Twitterは駄目だろ。誤警報出したのと同じやり方で即撤回をすべきだよ。

↑あのシステムは作り方がショボすぎて、人的ミスをまったく考慮してなかったんだよ。1回目の警報をキャンセルする方法が無くて、手動で撤回メッセージを実装してアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁の権限の元で送信する必要があったんだ。

↑ショボいも何も……本物の警報と内部演習用のテスト警報の違いが、クリック一つだぞ。信じられんことにパソコン上のプログラムで、ドロップダウンメニューでどっちか選ぶだけだったんだぜ。
※訳注)こんな感じ。本物ではなくあくまで似ているデザインとして公開された画像だそうですが


◆政治家の言い訳で、理解できて信じられるものが出てくるとは珍しいな。

↑職員「知事! 街中がパニックになっています、今すぐ誤警報であるとの告知が必要です!」
知事「分かった、ツイートしよう。えっとパスワードは何だったかな…… 5 u c K 3 r Z……うーん違うなぁ。ちょっと待ってね」

↑職員「あの、知事……」
知事「違うなぁ」
職員「あの……」
知事「これも違うし」
職員「えっと……」
知事「あ、ロックされちゃった」

↑Twitter「新しいパスワードを入力してください 」
知事「governor(州知事)…と」
Twitter「以前と同じパスワードを使用することは出来ません」


◆Twitterのパスワードを本当に覚えてる奴とかいんの?

↑俺のパスワードは全部Googleに覚えさせてるから、乗っ取られたら何もかも失うなぁ……。