州選手権進出をかけた試合で幼馴染同志が対決
勝利の瞬間、ピッチャーは敗退したバッターを慰めるべく真っ先に駆け寄った
幼馴染だった2人が違う高校に進み、州大会を目指す――なんかもうこの時点で漫画とかアニメっぽいですが……、勝利を掴んだピッチャーが負けた幼馴染に向かって真っ先に駆けて行く感動的なシーンです。
別アングルの映像
こちらはさらに二人の様子がよく分かります。
勝利が決まった瞬間にキャッチャーやチームメイトが駆け寄ってくるんですが、それを避けて呆然と立っているバッターを気遣うように抱きしめる。
勝利はもちろん喜ばしいことですが、「互いの健闘を称えよう」というスポーツマンシップの基本も大事だね。
海外の反応
◆これなんてアニメですか?
◆野球アニメにありそうなシーンだな。
ピッチャー君
「小学校の頃からの仲で、違う高校に行ってからもお互い努力してここまで勝ち上がってきた。俺たちは一生友達だぜ!」
バッター君
「手加減なんかするなよ。俺もお前もベストを尽くすんだ……さぁ、勝負を始めようぜ!」
↑くっそ、心底ありがちなのにグッとくるもんがあるわ……。
↑MAJORってアニメが似たような感じだったな。主人公がピッチャーで、大親友がバッター。
良いアニメだよ。別に野球好きでもない俺でも楽しめた。
↑ワンパンマンならぬワンピッチとかどうよ……だめだな、ワンピッチだけじゃ試合にならないか。
◆なにこのダイヤのA的展開!(笑)
↑みんな似たような事考えてんな。ちなみに俺はMAJORの方を思い浮かべたけどなー。
↑漫画でいうならH2がまさにこれだよな。
◆スポーツのこういう面って素敵だよな。
これぞ一生ものの友情だよ。
↑「お前の事は大好きだが、ここは全力で行かせてもらうぜ!」
↑まぁ、真の友ならその選択以外ありえないっしょ。
↑アニメでありがちな「師匠、お許しください……力を解放させて頂きます!」的展開かな。
◆近所の子たちと一緒に野球チームで育って、一番の親友とは高校で離れ離れになった。高2の時に試合で対戦したんだけど、カーブを打たれて負けたよ。投げる直前にあいつは微笑んでた……カーブが来るって分かってたんだな。試合終了後にハグしてグローブぶつけてやったっけ。あれから12年も経ったけど、あいつが俺を必要とするなら全てをなげうってもいいって思ってる。
↑俺も友達が欲しいなぁ……。
◆どんなスポーツ競技でも、勝利より大事なことって必ずあるもんだよね。
◆あの真っ直ぐハグしに行く様子……あれは友達の痛みをよく分かってる。そして、その痛みを与えたのが自分だって事が辛いんだよな。なんて動画だ、スポーツと生涯の友情が一瞬に詰め込まれてる。
◆キャッチャーの子はちょっと可哀想だけどな……。
↑二人の輝かしい瞬間になると思ってたのに、スルーされちゃうんだもんな。皆もっと注目してやろうぜ。
◆このピッチャーの子は指導者として絶対に成功する。賭けてもいい。この若さでここまでの気遣いを大事な試合で見せられるなんて、並外れた才能の持ち主だよ。
◆「すまない、愛してる」ってやつだろ。
※訳注)アメリカプロレスのレジェンド的レスラー「リック・フレアー」の引退試合で、対戦相手のショーン・マイケルズがこの台詞と共に最後の技を決めて勝利した
↑ここでまさかのリック・フレアー引退試合ネタですか。やりますねぇ。
↑おお、あの試合俺現地で見てたよ。ショーン・マイケルズが1番好きな選手で、2番目がリック・フレアーだった。あれには皆涙したなぁ……。たとえエンタメ色が強い競技でも、スポーツマンシップが見られるのは素晴らしいもんだ。