祖父の自動車整備ノートに書かれていたメモが秀逸! 96年式ダッジ・グランドキャラバンの最期

長年古い自動車を整備しながら乗っていた、とあるお祖父さんが話題になっています。
1996年式のダッジ・キャラバンをお持ちで、ご自分で車を整備する際には整備ノートに必ずメモを残していたんだとか。
今回お孫さんが掲示板で紹介した写真では、なんとも感情のこもった文章が読み取れます。お祖父さんのユーモアセンスの高さが伺えるメモをご覧下さい。
My grandpa keeps a detailed record of all maintenance on his car in this memo book. This was his last entry: from funny
自分の祖父は、車を整備したら毎回整備ノートに記録を残しているんだ。これが彼の車についてのメモ帳。そしてこれが彼が最後に残したメモ。

2011年6月 走行距離:20万5千マイル
・左フロントのハブベアリングを交換した。
・パワーステアリングポンプ オイルシールを交換した。

2011年8月17日
一巻の終わりだ。
1996年式ダッジ・グランドキャラバンは、カイザーメディカルセンターの駐車場で自ら炎に包まれることで、死を選んだ。
―告別式は執り行われません―

海外の反応

◆君のお祖父さんみたいな人と一緒に遊びたいよ(笑)

◆その車は自分で火葬を始めて式を執り行ったんだな。

◆投稿者の爪を見たところ、代々整備士の家系なのかな?

↑はは、工事屋でね、基地局に登ってメンテナンスをしているんだ。自分の手はいつも汚いね(笑)―― 投稿者


◆96年式キャラバンかぁ……その整備ノートはかなりの量になるだろうね。

◆なんで爺さんたちっていうのは、文章を大文字で書くんだ? しかも所々ランダムに小文字をちりばめてさ。このメモ、内容が違えばまるで俺の親父が書いたみたいだ。

↑自分は軍隊に入ってからやるようになった。新兵訓練のブート・キャンプで全部大文字で書くことを教えられるんだ。日誌が他の人にも読みやすくなるからだと自分は考えてるけど。

↑エンジニアでもそうだよ。この画像が変なのは、所々小文字が入っているからだよね。

↑医療関係でも同じく。プロが書類を書くときは一般的に大文字と思われるね。

↑父親が軍人で、ずっとこの大文字問題について疑問に思ってたんだ。ここでその理由を初めて知ったけど、大いに納得できたよ。ありがとう。

↑自分はエンジニアでも工事屋でも、とにかく大文字で書く職種では無いよ。ただ字を書くのがヘタな23歳で、手が勝手に選んだ文字を書いている。


◆お祖父さんは兵役経験がありそうだね。自分もこの癖で苦しんだよ。法律事務所に入って大変だったんだ。

↑間違いないよ、祖父は元軍人だ。―― 投稿者


◆96年式グランドキャラバンにしてはとても長生きした方だよ。15年持って、かつ走行距離20万5千マイルとはね。普通にスクラップになる物より6年保ったし、5万マイル分多く走ってるね。

↑うちのも96年式で、2013年の走行距離13万2千マイルまで保ったよ。

↑君は車に優しい持ち主で、整備をよくしていたんだね。

↑うちの父親は24万マイルまで走らせてたよ、たしかにとても優しく扱ってたな。最後には文字通りバラバラになっちゃったけど。


◆うちの伯父もこんな感じで記録を残してる。その先例に倣おうとするんだけど、毎回失敗するんだよ。

◆マジでダッジ・キャラバンで15年と20万マイルとかイカしてる。

◆”一巻の終わりだ”がおかしすぎる。あと老人の手書きってみんなそっくりなの? うちの曽祖父母も祖父母もこんな書き方だよ。

◆超クールだね。お祖父さんはいつかこの文章を読む人のことを考えて面白がってたに違いない。ここで何千もの人に読まれることになるとは考えなかっただろうけどね! 最高。

◆この日俺の誕生日なんだけど。

↑ダッジ・キャラバンの生まれ変わりかな?


メモの内容も面白いですが、長く車を整備して使っていたということもあって多数のコメントが寄せられていました。筆者は車の整備はさっぱりなのですが、自分で整備すると愛着もひとしおのようですね。
また愛用者の多い車種らしく、ダッジ・キャラバンに対してのコメントも多く寄せられていました。

あとどうやら皆さん「大文字だけで書かれた文章」というのに興味津々なようで。軍人さんや一部の職種ではメジャーなようですが、このメモをみて自分の祖父母を思い出した方も多いようです。日本人だとちょっとピンとこないですね~。お年寄りだと硬筆の技術がしっかりしてるとかそんなところでしょうか。