玄関ドアがバタンと音をたててうるさい!ドライバー一本で閉まる勢いを調節できます

住んでいるアパートの玄関ドアがかなりうるさい。うっかり手を離すと、勢いよくバタンと音をたてて閉まるんです。
そりゃもう上下左右に響く響く。
でも他の部屋も同じくらいうるさいし、そもそも築年数が古いし……となるべくゆっくり閉めるように気を付けて、ドア自体は放っておいたのですが……
ドアの閉まる勢いって、簡単に調節できると知ってビックリ!
え、ここ数年悩まされていた問題がドライバー一本で直るの?
早く言ってよー!!!!

ドアの閉まる速度は、ドアクローザーの調整弁で決まる

問題のドアのアップがこちら。型番らしきものを探したのですが「NHN」「DH」という社名とシリーズ名っぽいのしか見つからず。
調べてみるとNHN(ニッカナ)社というのは既に無くなっており、公式の情報は一切ありません。
仕方ないので、一般的なドアクローザーの調整方法を参考にしてみます。

ドアクローザーの調整弁が左右どちらに付いているかを見極める

ドアクローザーの本体側面には速度調整弁ついていて、左右どちらかのネジを回すことで速度を調節するそうです。
ここがまずポイント。実はドアクローザーの側面は右も左も似たようなネジが付いていて、ぱっと見どちらが調整弁か分かりません!
我が家の場合は「左開き」のドアなので、左側がそうでした。
「左開き」とはドアを押す側に立った時に、
・ドアが反時計回りに回る
・蝶番が自分の左手方向にある

のがそうです。

ドアクローザーの調整弁が複数ある場合は、どれがどの範囲か確かめながら調節

我が家のNHN社製玄関ドアの調節弁がこちら。
調節弁が複数ある場合、各ネジでドアの閉まる範囲が区切られていて、細かく調節できるそうです。
第一速度、第二速度、第三速度……というように、ドアを大きく開いた状態が第一で、閉まり掛けになるほど数字が大きくなります。
気の利いた会社だと、それぞれのネジに番号を刻印していてくれるのですが、このNHNドアはそんなものどこにもありません。
ということで、一般的なケースをググりつつ手探りでやるしかありませんでした。

右側のマイナスねじは、どうも調節弁ではない様子。締めても特に変化無し。
ググった他社ドアの調整方法を見ても、こういう違うタイプのネジは無関係としていることが多いみたいです。

ということで上下に並んだプラスねじを締めていきます。
ここで二つ目のポイント!
ネットの玄関ドア調整記事のほとんどが、この手の上下2個タイプのネジに対して「①が第一速度、②が第二速度」と書いています。
我が家のNHNドアは逆!
上の①ネジが閉まる直前の第二速度でした。
最初ネットの情報を鵜呑みにして一生懸命②ネジを締めてしまい、変にガクガク止まって途中でいきなり勢いが増す迷惑なドアになってましたよ……。

速度調節は慎重に!ゆっくりにしすぎても使い辛いです

ということでドアがしまる直前の速度を調節できるようになりました……が、バタン音を憎むあまり超ゆっくり設定にしてしまうと弊害が起きます。
手でしっかりドアを閉める際にも強制的にゆっくりになってしまい、ちょっと急いでる時なんかに閉め辛くなってしまうのです。
手動で閉めても違和感の無い速度にしつつ、バタン音がうるさくない程度にしなければなりませんので、気のすむまでネジを細かく微調整して下さい。
最終的に、勢いは少し残しつつ、近所迷惑にならない程度の開閉音を実現することが出来ました。感動。
これからはゴミ出しとかで両手が塞がっていても焦らずドアを閉められる!
特に装置を複雑に弄ることもなく、使うのはドライバー一本。ネジを締めるだけなので、うまく調節できなくても簡単に元に戻せるのがいいですね。
カテゴリ:生活 
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