今の所「givebutter-mail.com」ドメインからくるようなので、受信拒否してしまっていいと思います。
フロア価格より高いオファーがきたとか、トークンエアドロップしますとか、美味しい話で釣ろうとあの手この手でタイトルを変えて送ってきます。
「そううまくいくわけないでしょ~」と、今回の件に限らず常に疑ってかかるように気を付けましょうね……。
個人情報が流出しているので、本物と勘違いしそうなメールを送ってきます
この手のフィッシング詐欺メールにありがちな、使ってもいないサービスやそのサービスで使っていないメアドが使われるのではなく・実際にOpenSeaに登録したメールアドレスに届く
・英語だけでなく日本語でも届く
のがポイントです。
うっかり勘違いしそうですよね。
でも差出人はOpenSeaの公式ドメインではなく「givebutter-mail.com」とかいう胡散臭いドメインですし、
日本語も機械翻訳的な不自然さがあります。(フロアプライスが床価格になってたり……)
オープンシーから連投来てたメール、これって迷惑(詐欺)メール??
— 緋咲光里 (@hizakihikari) October 25, 2023
気になるけどリンク踏む勇気ないし、かといって今ログインできない状態だから公式から確かめる術もない。#OpenSea #NFT #Metaverse pic.twitter.com/fv9MuZQ1Wx
興奮のニュースではありません。もし、オープンシーからメールがきたのであれば、まずは送信先のアドレスを疑ってみるのも良いかもです。このメールの送信先は「info@opensea.givebutter-mail.com」ですが、正しくは「team@opensea.io」だそうです。 pic.twitter.com/vCfOFRpF38
— こまい@メルマガからメタる? (@komai_kindle) October 25, 2023
なぜこんな巧妙な詐欺メールが来るかというと、2022年にOpenSeaは一度やらかしてメアド流出させちゃってるんです。 まぁ正確にはメール配信ベンダーの社員が情報漏洩させたらしいんですが。 結構話題になったので言われてみれば思い出せる方も多いと思いますが、OpenSea公式からは当時「流出しちゃったから気を付けてね」という趣旨のメールが一回送られてきたっきりなので、ほとぼりが冷めて皆の警戒心が薄れたところを狙っていると思われます。Opensea Offersを装ったフィッシングと思われるメールが最近来る。リンク先のサイトもよく似た別サイトと思われます。。デジャブーー #nft #フィッシング pic.twitter.com/V6GDJmfPSS
— HIDEHONDA2(1U1N2N43) (@HIDEHONDA2) October 24, 2023
まずは開かない!迷惑メール報告しつつ受信拒否設定を
この手のスパムやフィッシングメールで重要なのはまず「開封しない」ことです。中に特殊な画像が仕込まれていて、「mail@example.comに送ったこの画像が表示されたということは、このアドレスは使えるな」と相手に情報が渡ってしまうのです。
どうしても開封して中身を確認したい場合は、メーラー側で画像を表示しない設定にしましょう。
迷惑メールフォルダに入っていない場合は、きちんとスパム報告をしておくこと。
さらに送信者のアドレスが公式のopensea.io以外で、確実に怪しいドメインであれば受信拒否設定もしておきましょう。
本当かどうかわからない場合は公式サイトをチェック
メールの内容が本物なのか詐欺なのか判別が出来ないこともあるかもしれません。そういう場合でもメール内のリンクは絶対にクリックせず、まずは公式サイトにアクセスして情報を確認しましょう。
出品関係のアラートなら、ログインしてアクティビティ欄などをチェックすればOK。
個人ではなく全体ニュースなら公式ブログをチェック。
それでも情報が見つからないなら、確実に詐欺なのでほっといてOKってことです。