海外「中国でハリポタの偽の続編が出版されてたらしい。ホビットの冒険をキャラ名変えただけの奴」

中国の偽物商法、すごいですね。これもきっと飛ぶように売れたんだろうなぁ。当時のハリポタ人気が分かるというものです。

今日学んだこと。2002年に中国でハリーポッターの偽物の続編が出版されていた。
タイトルは「哈利波特與豹走龍(Harry Potter and Bao Zoulong)」。トールキンの「ホビットの冒険」の登場人物を、ハリーポッターのキャラ名に変えた内容だった。


ハリポタは読んだことないですが、怪しげな続編でも売れるほどのブームだったとは。
ちなみに筆者が子供の頃好きだったファンタジーは「ゴーストドラム」です。最近大人向けに改訳が出て嬉しい。

海外の反応


◆うわぁ! 中国の本市場で「恐竜の背中に乗ってるハリーポッター」が表紙の本を見つけたのを覚えてるよ。
これがその本。タイトルは「ハリーポッターと黄金の鎧」
投稿者の本は「豹のように歩くドラゴン」と訳せるね。中国語はレパードもチーターもパンサーも、豹の字で表せるんだ。

↑でも表紙に明らかに英語で「ドラゴンに歩み寄るレパード」って書いてあるんだが。

↑その表記については、Wikipediaに、「逐語訳のせいで違う意味になってる」って書いてあるよ。

コメント主の本は、「ハリーポッターがお送りする、ティラノサウルスの訓練法」って感じ。

↑ハリーが恐竜に乗っかってる時点でヤバいわ。


◆このドラゴン…「眠れる森の美女」のドラゴンじゃないの?

◆マレフィセントと戦うハリーポッターじゃないか。ディズニーがいつかは全てを手に入れると知ってたけど…これは驚きだ。

◆「お前はホビットなんだよ、ハリー。」
「な…なんだって?」
「ホビット。」

↑なうほど、人がなんでダニエル・ラドクリフイライジャ・ウッドを混同するのか分かったよ……どっちもホビットの魔法使いだったんだな。


◆2009年に似たような事例で、偽のロスト・シンボル本が「ダン・ブラウンのロスト・シンボル」として出版されてるよ。(訳注:「ダ・ヴィンチ・コード」で有名な小説シリーズ)
中身は「ドリアン・グレイの肖像」の登場人物をダン・ブラウンのキャラ名に変えただけ。

↑あいつら少なくとも、良質な文学から盗んでるんだな。

↑ちょっと中国行って、「ドン・キホーテ」を「ゲーム・オブ・スローンズ」の偽の続編にして売ってくるわ。


◆「2007年の時点で、ハリー・ポッターの小説については約1500万部の不正出版物が中国国内に存在すると推測されている。」だって。
1500万!? 酷い偽物がどうやったら1500万も出版できるんだ?

↑中国には13億の人口がいるからだろうね。

↑しかも”酷い偽物”じゃなくて、”たくさんの酷い偽物たち”なんだぜ。


◆「著作権の侵害」って単語は、中国語には上手く訳せないのかな?

↑「著作権の侵害」=「ビジネスチャンス」なんだろ。