1997年のアイリッシュス夕ウトのCMが今まで見た中で最高にサイバーパンクな件
アイルランドの有名ブランドが、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のヒットをうけて日本のプロダクションI.Gに製作依頼したCMだそうです。
ちなみになぜ「謎の侍集団が店を訪れる」という内容なのかは、反応コメントで理由が判明。
日本カルチャーがこうやって海外で色々影響を及ぼしているのを見るのは楽しいですね。
海外の反応
◆記憶が確かなら、これはイギリスのチャンネル4限定CMだったはず。90年代後半に日本アニメの深夜放送してた時間帯のさ。
元々有名だったこの侍のCMを、未来チックにアレンジしたんだよな。
↑おぉ、これは面白いな。黒澤明風なのが至る所に見られる。もしかしたら黒澤映画の公開時期に作られたんじゃないか?
↑この音楽は絶対「用心棒」か「椿 三十郎」だよ。
↑最後のショットで、爺さんが三船敏郎的な肩の動きを真似るのがイカすわ。
↑あー全員で「マーフィーズ!」って叫ぶの覚えてる。自分はきっとサイバーパンクバージョンじゃなくて元の方を見てたんだな。
↑チャンネル4で「創竜伝」とか「銃夢」とか「3×3 EYES」観てたの思い出すよ。CM流すならピッタリのタイミングだね。
◆このスタイルのアニメめちゃくちゃ懐かしい! クオリティ高いぜ。
↑残念なことに、この手のは金が掛かるんだよね。だからマングローブとか、良いアニメ会社が破産しちゃうんだ。CGの方が安いし。
↑こういう感じのアニメスタイルでオススメあったら教えて?
↑AKIRAと攻殻機動隊だな。
◆このBGMはちょっとケン・イシイの感じもする。
◆これ見たせいで、ものすごくAKIRAを観返したくなってる。
↑とりあえずYoutubeでオープニングのバイクシーンだけでも観ようぜ。
↑あのBGMのマリンバな!
自分なんてかなりぬるい方のアニメファンだけど、AKIRAのBGMは映画作品の中でも特にお気に入り。打楽器と声だけってのがアバンギャルドだぜ。
↑うっわ……アニメファンでもなきゃAKIRAも観たことないけど、この音楽は凄まじい。
◆ジョジョのこのシーンはこれが元ネタだったりして……。
↑ホーリーシィイイット!(ジョセフ)
◆自分はカウボーイビバップとか、ブレードランナーとかの雰囲気を感じるな。
↑俺はめちゃくちゃAKIRAっぽさを感じる。むしろそれしかない。
↑調べたらこんな情報が。
というかそもそも、カウボーイビバップって1998年のアニメだぞ。これの後だ。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」をはじめとするアニメの流行を受けて、マーフィーズはこのCMを放送。攻殻機動隊やパトレイバーなどを手掛けたプロダクションI.Gにより映像が制作された。
監督は北久保弘之。「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の監督であり、「AKIRA」「フリクリ」「超時空要塞マクロス」など数々の名作で原画を担当。
キャラクターデザインと原画は黄瀬和哉。「機動警察パトレイバー 2」「天空のエスカフローネ」の原画、そして「攻殻機動隊」はシリーズを通して原画を担当。2015年の劇場版では監督も務めた。
美術監督は小倉宏昌。「フリクリ」「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」「人狼 JIN-ROH」など素晴らしいアニメ作品の美術監督で知られる。
◆みんなアニメの話ばっかりしてるが、重要なことを忘れてるぞ。これがそもそも何の宣伝なのか思い出せ。
↑俺はアニメもビ―ルも好きだけどな。
◆うっそ、これただのビ―ルの宣伝なの!?!? クオリティ高すぎてちょっと才能の無駄遣いな気がする。
↑本当だよな! これを上司にプレゼンして、実際承認貰ったのはどこのどいつなんだろうなぁ!
↑20年経ってこうやって皆がCM見てるんだから、無駄ではなかったんじゃないかな。
◆最近のアニメよりも、90年代のアニメの方がとても良く感じるのはなんでなんだろう。
◆「アイリッシュ」と「サイバーパンク」って単語が一つの文章に入っているのってすげぇシュール……。
◆アイルランドと日本がどう結びつくのかよく分からん。
↑90年代後半のイギリスじゃ、日本アニメはトレンディだったんだよ。これは深夜アニメ枠で放送されてたんだ。
◆これがもし劇場版アニメだったら、絶対観ると思う。
◆これぞサイバーパンクの極みだな。
◆こんなのサイバーパンクじゃないぞ。東京の日常だぞ。
◆よし。またAKIRA観なおすとするか……。