値札がいつもと同じ事に気付いて、次々にチェックしていく撮影者。
最後の1枚がまさかの「値下げ」ならぬ「値上げ」で思わず二度見(笑)。
さすがに値上げは誤解だったみたいですが(下記のコメント参照)、通常価格よりどれだけ値引きされてるのかはなるべく確認した方がイイね……。
ちなみに陳列されてたのはドイツ製高級アウトドアブランド「イエティ」の商品です。
海外の反応
◆映像見ながら自分も一緒に「おい待て! さっきのヤツ一体何だったんだ!?」って頭の中で思ってしまった。
↑二度見してるのがイイよね。
↑投稿者)カメラ回す前には確認してなかった商品だったから、マジなリアクションだったりする(笑)。
↑それ聞くと余計笑えるわ。
◆このチェーンで店員やってるけど、正しくこの値札を貼る仕事担当してるわ。大抵は明るい色でメーカーが指定した最低広告価格が印刷されてるだけで、本当のセールじゃないんだけどね。
ちなみにどうしてこの動画の状況が起こったかというと、このメーカーが商品に磁気ロック蓋を付けるリニューアルを行って5ドル値上げしたんだよ。でもお店側の人間がアホで旧商品と新商品の違いに気づかずに混同したみたいだな。動画をポーズしてよく見ると、値札に記載されてる商品管理番号が違うの分かるよ。
証拠として、自分がこの手のセール担当してる時の値札をアップしとく。
◆家電量販店で働いてた時に学んだよ。
「セール」ってのは値引きを意味するんじゃない。その週は新聞広告を出してるってことさ。
↑俺も同じことを、ゲームショップで働いてるときに学んだ。
↑うちの店は数か月掛けて徐々に値上げして、そんで「セール」をやってたなぁ。
↑同じく家電量販店で働いてたけど、iPod Nanoの「大クリアランスバーゲン!!!」とやらをホリデーシーズンにやった事がある。どこにも元の値段は表示せずにね。
実際の値引きはたった5ドル。
……まさかの完売だったよ。
↑友達が家電量販店の店員やってたけど、暇すぎて退屈になったら管理用デバイスを持って売り場を回ってたよ。どの商品が一番値上げしてるのか調べる遊びさ。優勝は9倍値上げしてた音響用ケーブル。
◆一応どの値札も「セール」とは書いてないはず。単に黄色で「注目商品」みたいな事が書かれてるだけだよ。
↑俺もそれ思った。確かにセールっぽく見せようとする小賢しいやり方だけど。「セール」と書かない限りは、不正行為とは厳密には言えない気がする。
↑「厳密には不正じゃない」って、一番アカンやつ。
◆「セール」とは実際書かずに、明るい色の値札で目を引いてるだけっしょ。
↑いや、セール価格だよ。だって値札に赤字で値札の有効期限が書いてあるし。
↑これは確実に誤解を招くよね。法律は犯していないかもしれないけど、詐欺的ではある。
◆サマーセール!! 値上げして在庫一掃しまぁす!
◆撮影技術がなかなかいい感じである。
↑縦画面撮影の動画にその称賛が送られるのは、多分歴史上これが唯一だな。
↑このケースに関しては縦撮影が最適だね。他の商品や値札が視界に入らないようにしつつ、目の前の値札だけを裏返しているのが完璧に撮影できてる。
◆この手のごまかしは、小売店じゃよくあること。自分の勤めてるデパートじゃ特に顕著。
お客さんたちは要りもしない物に大金を払う。でも「この買い物は○○ドル節約できたからいいの!」って感じでちっとも後悔しない。
「あんた騙されてるよ」って言いたいのをグッと堪えてニコニコ愛想振りまくお仕事よ。
↑JCペニーって百貨店チェーンなんか、そういう値引き商法を止めようとしたら、売り上げが落ちて危うく倒産するとこだったよな。
マジ世の中終わってる。
↑その騒動で結局値引き商法に戻った頃のJCペニーに勤めてたわ。セールって聞くと売り物のワイシャツ思い出す。
真面目に売ったら20ドルのワイシャツなんだけどね。
値引き商法に戻ったら「本来40ドルの品だけどセール」ってことになった。時々50%OFFにしたり、1枚買ったらもう1枚にしたり、30ドルになるセールにした上で10ドルクーポン配ったり。
でも結局売値は基本20ドル。ずっと変わらないわけよ。それでもお客さんは「値引きとクーポンで節約できる!」って思ったらしく、段々客足が戻ってきたんだよねぇ……。