子供が棒でサンタを殴りウンチさせるカタルーニャ伝統行事がヤバイ

なにその謎行事、怖い。汚れた大人からすると「なんという拗れたフェチなんだ」としか思えませんが……。スペインのカタルーニャの人にとっては大事な風習なんだそうです。文化の違いって面白いね!
「漫画で学ぶカタルーニャのクリスマス」
クリスマスの季節、カタルーニャにやってくるサンタさんは他とは違う! なんと「ウンチするクリスマス丸太」なのです。
まずは寒くないように毛布を上から掛けてあげましょう
……そして棒で思いっきり叩く! なぜならプレゼントをひりださせるため!
丸太のサンタさんはウンチでプレゼントを届けるのです!
A「これがカタルーニャのクリスマスなんだー」
B「お、おう……」
こういう絵本もあるくらいです。なんとも奇妙な風習ですな。
丸太は「ティオ・デ・ナダル」と呼ばれ、カガティオ(ウンチしろ丸太)と歌うのが一般的。なお実際に家族でカガティオしてる様子がこちら。
歌いながら、えいえい叩いて、最後に毛布オープン! やったー、プレゼントだー! うーん、可愛い顔してえげつないぜ。

ちなみにウンチするのは丸太だけではありません。カタルーニャではクリスマスに「カガネル」というウンチ人形を飾る別の習慣もあるそうです。

これを、キリストの降誕再現ジオラマに紛れ込ませのがクリスマスの飾りらしい。一応豊穣を願うとか色々意味があるみたいですが……どんだけウンチ好きなんだカタルーニャ人(笑)。

海外の反応


◆この微笑ましい風習は「ティオ・デ・ナダル」と言って、子供たちは丸太を叩くときにこういう歌を歌う。
「クソ出せ丸太
お菓子をひりだせ
ヘーゼルナッツにチーズ
ちゃんとクソしないと棒で叩くぞ
クソ出せ丸太!」

↑これマジなんだよね……?

↑カタルーニャに住んでるけど、間違いないよ。こっちの子供たちの間ではとても一般的な行事。あと付け加えるなら、クリスマスの前からこの丸太に自分たちでお菓子をあげるって工程がある。

↑歌う時って、実際に「クソ」ってニュアンスのカタルーニャ語なの? 「ウンチ」とかじゃなくて?

↑「カガ」はまさしくクソすることだね。「ウンチする」ではないよ。

↑すごいわー。イギリスとかアメリカじゃあ、子供がそんな言葉言ったら驚かれるけど、そうはならないの?

↑驚かれないよ。ちゃんとした理由とか状況の上での罵り言葉であれば、かなり受け入れられてる。他の所ほどネガティブには受け取られない。


◆カタルーニャに移住して随分経つけど、本当ここの人たちはヘンテコすぎる。是非そのままでいてほしいもんだよ。そしていつかは俺も仲間入りする日が来るといいな。

◆これは本当。カタルーニャにインターンシップに行った時、職場の人が丸太くれたよ。

↑あら可愛い!


◆カタルーニャ人はウンチフェチだったのか……。

◆うちは兄弟が、小さい丸太を毎年必ずツリーの下に潜ませるんだよ。あれ薄気味悪い顔でずっとこっちを見てるから怖い。
地元の文化で良かったと思うのは、イギリスに引っ越した今では、人にこういうのを説明するたびに超楽しい思いができるってことかな。 カガネル人形の話するときの、皆の表情がもうね……。

↑カガネル人形がなきゃ、俺は毎年キリスト降誕ジオラマ作らないよ(笑)。


◆ちゃんとプレゼントを出せるように、丸太にエサをやる期間もあるぞ。少なくともうちの家はそうだった。子供が丸太の前に食べ物お供えして、見てない所で親が片付けるんだよ。

↑それが重要なのさ。我慢とか投資とか、収穫の前に労力が必要だと学ぶのさ。
普通のサンタじゃ、ただ子供にたかりを覚えさせるだけ。

↑サンタにはちゃんとミルクとクッキーをあげるじゃん!

↑しかも最後にはぶちのめした丸太を暖炉に放り込むんだろ? 実に素晴らしい教訓がいっぱいだぜ。


◆本気でこんな感じのクリスマスだよ。まさにこの後やる予定の俺が言うから間違いない。


◆オーストラリア人だけど、来年からはカタルーニャ人になるわ。最高の伝統行事じゃないか。

↑こういう異文化は是非取り込むべきだと思うんだよな。


◆これを見ても、スペインはカタルーニャを独立させないというのか……。

↑多分、よそに迷惑かけないようにうちで面倒見なきゃ的な保護者感覚と思われ。


◆カタルーニャのすぐお隣に住んでるスペイン人だけど、マジで奇妙な伝統だよな。最初教えてもらった時、まったく意味が分からなかったね!

◆アメリカで朝起きた直後にこのネタを読んで、もうすでに最高のクリスマスになった件(笑)。

◆なるほど。来年のクリスマスはカタルーニャに行ってみようかなぁ……。