海外「テニスボールは緑と黄色どっちに見える?」→実は緑が多数派!?

      この手の色に関する調査って面白いですよね。個人的には「黄緑に近い黄色」だと思うので、まぁ「緑色」と断言する人がいてもおかしくは……ないかな?
      海外「テニスボールが何色に見えるか、人によって意見が分かれるらしい」
      海外Twitterで約3万人にアンケートを取ったところ、
      緑色……52%
      黄色……42%
      その他……6%
      という驚きの結果に。
      面白いのが、アトランティック誌の記者は最初は記憶をもとに黄色を選択。しかしこの件で同僚たちと熱く議論した翌朝、デスクにはまるでマフィア同士の警告メッセージみたいにテニスボールのチューブパッケージが置かれていたらしいのです。それを見た記者は「どうしよう、どうみてもグリーンだ……」とビックリ。「もう何も信じられない……」と嘆いています。

      メーカーや販売店にも問い合わせてみますが、真剣に返答してくれたのはガンマスポーツ社だけだったとのこと。彼らは全部大文字で叫ぶように「OPTIC YELLOW!」とメールを返してきました(オプティックは光学・視覚という意味)。なお国際テニス連盟ITFの規定では「白または黄」と色が定められています。

      ちなみに実際に市販されているボールに「グリーン」と書かれているものがあるのですが、これはおそらくITFのキッズ向け推奨ルール用ボールと思われます。(レッド→オレンジ→グリーン→通常テニスとボールの速度でステージ分かれていて、使うボールはベースの黄色+各色のカラーリングになっていることが多い)

      色覚の専門家によると、人間は様々な色の中から黄色を識別するのは容易いが、黄色単体を見せられると何色か答えにくい傾向にあるそうです。また、産業化が進んでいない文化圏では「黄色」の表現が豊かではなく、さらに「緑色」については大抵の文化圏で貧弱なのだとか。
      このテニスボールの色問題は、以前話題になった「人によって違う色に見えるドレス」と同じく、環境光が影響していることも考えられます。脳が勝手に環境光を想定して、見えている色から寒色を差し引けばドレスは白と金で、ボールは黄色に見えます。一方脳が暖色を差し引けば、ドレスは青と黒で、ボールは緑色に見えるはずです。
      実際記者が同僚たちにアンケートを取ったところ、ボールが黄色だと答えた人はドレスが白&金に見え、緑色と答えた人はドレスが青&黒に見えたとのこと。例外は1~2名とごく少数でした。

      あくまで仮説ではありますが、この違いがライフスタイルの差からくる可能性も指摘されています。夜型の人はその生活の多くを人工的な電気の明かりの下で送っているため、暖色を差し引きがちになり、結果ボールは緑色に見えると思われます。その反対で朝型の人は、青がかった自然の光を受けているため、寒色を差し引いてボールは黄色に見える傾向にあるのではないか? ということですね。

      意外と奥が深そうなテニスボール色問題。さて、あなた何色に見えますか?

      海外の反応


      ◆公式大会のテニスボールはいつも同じ色だよ。
      Wikipediaによると「ITFが認めているテニスボールの色は黄色と白のみで、大抵のボールはOPTIC YELLOWと呼ばれるFluorescent Yellow(蛍光の黄色)で作られている。これは、テレビ画面での認識率がより高いという研究結果のもと、1972年に初めて導入された」
      つまり普通に考えたら蛍光イ工口ーなんだよ。なぜこんな単純なことがみんな分からないんだ。

      ↑ネオンイ工口ーって今まで表現してたけど、蛍光イ工口ーが一番ぴったりな表現だな。スポーツ用品や服、バッグにボールまで全部この色ばっかりでゲンナリする。

      ↑いままでずっとグリーンだと思ってた。黄色っぽいグリーンだけど、グリーンはグリーンだって。今までこれを黄色だと感じる人がいるとすら思ったこと無かったよ。

      ↑俺はその反対バージョンで黄色だと思ってました。

      ↑汚れたテニスボールは緑に見える。新品なら疑いようも無く黄色。


      ◆俺はネオンイ工口ー派だな。

      ↑それが正しい答えなんだけど、人がどう知覚しているかという意見はまた違うから……。

      ↑俺はこんな感じで違って見える。みんなの意見はどう?

      ↑全部黄色でしょ。まぁでも話半分に聞いてくれ、色盲だから。


      ◆あほくさ、ボールは明るい緑色って決まってるだろ。

      ◆あれはね、テニスボール色って色なんだよ。

      ◆半分緑で半分黄色だから、シャルトリューズ(黄緑)色じゃないの?

      ↑そういう表現を知らないのかも。「オレンジ色」の概念がない文化で、赤とオレンジの違いを認識できるかみたいな研究に近い物があるね。


      ◆色盲なんだけど、ボールの色なんてきちんと考えたことも無かったよ、面白いね。

      ◆Highlighter Yellow(蛍光の黄色)でしょ。

      ↑ドレスの色が違って見えるようなもんなのかね?

      ↑唐突に2015年にタイムスリップした気分。

      ↑時が経つのは早いもんだ……。


      ◆テニスボールを緑と認識する人がこんなにいるとは初めて知った。

      ◆本当に緑だと思う人いるの? 凄く明るい黄色にしか見えない。

      ↑いや、すごく明るい緑に見えるよ。でも緑と言っても黄緑寄りで、青緑ではない。

      ↑俺にはグリーンだな。黄色みを帯びたグリーン。


      ◆Yellow-Greenかな。でもそうなるとGreen-Yellowとも言える。

      ↑つまりGrellow(グレロー)な。


      ◆「その他」がどんな色なのかもの凄く気になるんだが。

      ↑黄色とも緑ともはっきりしない中間かなぁ? オレンジ色見せて「赤か黄色かその他か」って選ばせるようなもんだもの。

      ↑「その他」は、シャルトリューズとかグレローだって言ってるインテリでしょ。あとはオクタリンなんて可能性もあるか。


      ◆明らかにシャルトリューズ色でしょ。

      ↑俺もそうだと思うわー。……ま、初めて聞いた単語なんだけどな!