写真の少女は、この人形がいかに自分にふさわしいかを、その人に教えてあげました。そしてこのエピソードに対して、この子のような純粋な子供たちの写真も沢山投稿されています。
一か月間トイレトレーニングを頑張ったご褒美に、新しい人形を買ってもらうことになったソフィアちゃん。家族がレジで支払いをしようとすると、店員さんに声を掛けられます。
「お誕生日パーティに行かれるんですか?」
両親が質問の意図を理解できないでいると、店員さんは人形を指さして、「お友達へのプレゼントですか?」と尋ねます。
お母さんは、この人形は彼女へのご褒美なのだと答えました。
店員さんは戸惑いながら、ソフィアちゃんに問いかけます。
「お嬢ちゃん、本当にこの人形が欲しいの?」
ソフィアちゃんは「うん、ちょうだい!」と答えます。
「でも、この子はあなたと似てないわよ。もっと似ている人形が他にもあるわ」
店員さんはよかれと思ったのか、別の人形を選ぶようにすすめてきました。
お母さん、怒って一言文句を言おうとしたところ、ソフィアちゃんが先に口を開きました。
「似てるもの。この子はお医者さんで、あたしもお医者さん。どっちもかわいいでしょ。髪がキレイでしょ。見てこの聴診器。」
店員さんはそれ以上問いかけるのを止めて「素敵ね」と返しました。
この体験でお母さんのBrandi Bennerさんは「肌の色で物事を左右するべきではない」という考えを再確認されたそう。「肌の色は人それぞれ。髪の色や目の色と同じように、どの色も美しいわ」
海外の反応
素敵ね! この写真は娘と彼女の初めてのアメリカンガール(メロディ)なの。歌手の人形だからとても気に入っているわ。娘はこの人形がとっても美人で、チョコレートみたいなブラウンの肌をしているって言うの。
似たような見た目の人形しか許されないなんて理解不能だわ。
子供たちが肌の色を気にしなくて素晴らしいと思う。うちの6歳の娘と双子の人形よ。
うちの娘とお揃いのお人形とで、ラジオシティにクリスマスショーを観に行った時よ。案内係の人が「素敵な人形ね、まるで双子みたいよ」って言ってくれたの。娘はこの新しい人形がすごく自慢だったから、この言葉は完璧だったわ。
うちの娘は、人形自身の趣味を考えて選ぶの。彼女は音楽が好きで、メロディも音楽が好き……とっても素敵だわ!
娘のお気に入りの人形よ。この子をどこにでも一緒に連れて行くんだけど、みんなジロジロ見るのよ。できる限り彼女の純真さを守ってあげようと思ってる。
うちの娘は、この人形をいとこのために選んだの。いとこみたいに真っ直ぐな髪をしてそっくりだったからって。いとこはこれ以上ないくらいこの新しい人形を喜んでくれたわ。
多分子供だって肌の色は分かっていると思う。きっと各々の生まれ持った個性だと、愛と理解を持って見ているんだわ。
私は、娘が同じような巻き毛の人形を選べてうれしく思うよ。
私が2歳の時にもらった人形と、息子よ。うちの父は最初白人の人形を選んだらしいんだけど、私が嫌がってこっちを指さしたらしいわ。
私はこの子が大のお気に入りで、どこでもいっしょに出掛けたの。ハロウィンも、バカンスも、ティーン近くになってもよ。成長してから母が、いかに周囲の人たちが「こんな人形を持つべきじゃない」って嫌な目で見ていたか教えてくれたの。母が一切相手にしなかったことが有り難いわ。そして今では、自分の子供にその人形を分けてあげているの。
投稿者の人は、良い母親であり素晴らしいお子さんを育てているわ。これからも頑張って。
人種の違う人形を持っていても、誰も気にしない……そんな世の中が一番平和でいいですよね。お気に入りの人形と過ごす子供たちの写真に、とても癒されました。
ちなみにコメント欄では「アメリカンガール」という人形が人気でした。様々な人種がいて、髪の毛や肌の色も多数揃っていることから、子供たちに喜ばれているようです。