こちらは「パパのルームメイト(Daddy’s Roommate)」というアメリカの絵本。両親が離婚して父親が新たにゲイとして恋人との生活を始めた事を、少年の視点で描いた絵本です。
パパとパパの友達のフランクは一緒に住んでる。2人は一緒に家事をするんだ。
でも最後にはいつも仲直りさ。そしてフランクはパパと同じように僕を愛してくれてる。
パパみたいに冗談を言ったり、宿題を手伝ったりして僕の面倒を見てくれるし、悪い夢を見たら慰めてくれる。
絵本の続きでは、少年は「フランクとパパは同性愛者なのよ」とママに教えてもらいます。最初はよく分からなかった少年ですが、「同性愛も一つの愛の形なの」と言われて少し理解できたようで「パパと友達は幸せなんだ。だから僕も幸せ。」と言います。自分の好みとは違っていても「そういう人もいるんだな」と知るのは良いことだと思いますね。ちなみに続編で「パパの結婚(Daddy’s Wedding)」という本もあるそうです。
海外の反応
◆ちょっと酔っぱらってるのかな、なんか泣けてきちゃったよ!
↑俺だけじゃなくてよかった!
◆素敵じゃない! 新しい家族の形がポジティブに描かれていて、前の家族もちゃんと認識されているのが良いと思う。ママの存在をストーリーに組み込んであるね。
◆子供とって良い物語だ。自分の両親が激しく同性愛嫌いなのが悲しいよ。
↑この絵本読んであげな。
◆「うちの子にゲイって何かどうやって説明すればいいんだ!?」って時用か。いいね。
↑実際そういう事があったよ。「パパ、あの子のママはどこなの?」「彼にママはいないんだよ。パパが2人いるんだ。」「そうなんだ、2人でレゴで遊んでていい?」うーん、ヒヤヒヤしたぜ。
◆この本見たらカンザス州の連中の半分はお亡くなりになるんじゃないか…俺にとってはありがたいけど。
↑その辺についてあんまり詳しくないんだけど、そんなに酷いのか。
↑運次第って感じかな。カンザスでも理解のある人は多いけど、中にはそうじゃないのもいる。アメリカの他の州と一緒さ。
◆個人的には、素晴らしい養親についての本でもあると思うね。
◆パパたちが日焼け止め塗りあいっこするのに夢中になってる間、8歳の少年は綺麗なおねーさん達とおしゃべりで忙しいってのがいいね。
↑綺麗なお姉さん探しに戻ったわ。あんがと。
◆エアコンの温度に文句言うパパが2人に増えるのかー。
↑あと親父ギャグも2倍になるな!
◆この少年はパパがフレディー・マーキュリーだってのには気付かないのか。明らか過ぎるだろ。
↑残念、パパなのはもう1人の方なんだな!
◆「ときどきフランクとパパは夜中にレスリングごっこをします。次の日のパパは歩き方が変です。」
◆「パパみたいに冗談を言う」…それに耐えなきゃいけないなんて、なんて可哀想な子なんだ。
◆いいじゃんか。これ読んだら俺もゲイの父親が欲しくなったよ…。