英BBC「トイレに流せるウェットティッシュ、嘘だった」

流せないんかーい!! と誰もがツッコミたくなる記事を発見。製品ラベルに書いてあることをすべて信用するのも考え物ですね。日本だともう少し基準とか制限がしっかりしてると思いたい所ですが、どうなんだろう……。

BBC「英国内で『トイレに流せる』と記載して販売されてたウェットティッシュは、その全てが水処理産業での試験に通らない製品であることが判明」
トイレに流せるウェットティッシュ・おしりふきは、日本でも赤ちゃん用品とか介護用品でお馴染みの製品です。イギリスで、実はこれが今問題に。
なんと「流せる」には流せるけど、流した後に分解はされないというのです。
そしてウェットティッシュなど分解されない衛生用品がトイレに流されると、それが油脂と混じる事でさらに他と合体するようになり、結果的に「脂肪の塊」と呼ばれる下水道の詰まりの原因に。
汚物とトイレットペーパー以外は全部ゴミ箱に! と下水業者はお願いしています。
ということで、イギリスで販売されている「流せる」系製品をお使いの皆様はご注意ください。

海外の反応


◆マーケティング部門「流せるって意味では正解なんだから、パッケージに書いても問題ないよな!」

↑ずっとおかしいなって思ってたんだよ。「流せる」って単語を選ぶ時点でさ。ペーパータオルもハンドタオルも、スマホだって全部「流せる」には違いないんだから。

↑漂白剤も「飲み込める」モノになっちゃうよな。


◆うわ、下水の詰まりの80%にウェットティッシュが関係してるって書いてある。凄いな。

↑いつも「それって流せるかもしれないけど、トイレットペーパーみたいに分解されるわけじゃないよ」って皆に言ってる。
こんなに分解できずに詰まりを起こしていることには驚かないぜ。パッケージの中でずっと湿ってる状態のまま、分解されない時点でちょっとオカシイと思う。


◆うちの母親はこの手のウェットティッシュしか買わないんだ。それで俺と議論になると、商品の「流せる」って表現を切り札にして「やっちゃダメならメーカーが許可しないわ」って言うんだ。どんなに俺が「ネズミだったトイレに流せるけど、やろうとは思わないだろ」って言っても無駄。

↑このBBCの記事見せてみたら? まぁ、お母さんの意見を変えるのは難しいだろうけど……。

↑多分読んでも「ふーん、そうなの」で終わりかな。で、使い続ける。「私一人止めたところで変わりないでしょ」って。他の人が使い続けているのに、自分だけ損をするのは嫌ってタイプだから。

↑自分ちの下水管自体が詰まる可能性もあるから、それを教えてあげると良いよ。


◆酷い時には、物理的に詰まりを取り除くべく人が下りて行かなきゃいけないんだぜ。

↑汚水監視系の会社で働いてるけど、悲しいことに本当の話なんだよな。下水道に降りて行って直接作業する人員がいるんだけど、信じられないような出来事ばかりだよ。ちなみに給料は安いけど、保険は最高レベルだし福利厚生はかなり良い。
このコメント読んでる人にお願いだけど、トイレットペーパー以上の物は流しちゃダメだ。ウェットティッシュを使っても良いけど、ゴミ箱に捨てよう。タンポンなんか論外。ゴミ箱、とにかくゴミ箱を使え。そもそも下水道は無機物用には作られてないっての。
「流せる」ってのはバカみたいだよ。そんなん言ったら、レゴだってある意味流せるわ。
下水で作業員が見つける例)
・石
・つっかえ棒
・壁掛けフック
・靴
・マンホールから捨てられたゴミ袋
・動物(生死問わず)
・おもちゃ
頼むから、人体から出てくる物だけ流してくれ!


◆分解できないのに「流せる」って書いて売るのは違法にしようぜ。そんで見つかったら多額の罰金を取ろう。

↑もし試験に通ったとしても意味ないよ。だってあの手の試験って、実際にトイレで流すよりも大量に中身をかき混ぜるから。
一旦曲がりくねったパイプを通り抜ければ、あとはゆっくりした川の流れみたいなもんなのに。


◆これは本当。うちの下水管が詰まって、地下室の床に汚水が漏れてきたことがあった。配管工事に400ドル(約4万5千円)払った結果、俺のルームメイトが「男用の流せる㞍拭き」を使ってた事が判明したよ。
というわけだから、流すのはやめとけ。

◆「流せる」って単語は絶対に法律で規制すべきだろ……。